1年で偏差値54から67まで急上昇。慶應も含めて受験校の生物は9割超え!受験生物を完全マスター!!
鈴木さん(仮名)(19歳。既卒生。女性。東京都在住)
【 受講歴 】一年
【 成績向上 】偏差値54から67まで上がりました(河合塾記述模試)
【 合格実績 】武蔵野大学看護学部 武蔵野大学教育学部 武蔵野大学人間科学部
東邦大学看護学部 東京医科大学医学部看護学科
文京学院大学保健医療技術学部看護学科
文京学院大学人間学部心理学科
現役時代に看護予備校に通っていたが、受験校を考えると不十分なので個別指導で補った。
少人数指導で
セミナー、生物の良問問題集
自分の知識不足が自覚できた。知識が繋がっていなかった。個別なので対話で気がつけた、
現役時から看護予備校に通っていましたが、80名規模の大人数授業であり、看護志望の一括りにされたクラスだったので、志望先が看護学校から4年生大学までと受講生の学力層が広く、授業レベルも私の志望先に合わないことに途中で気がつき、個別指導を受けることにしました。その感覚は正しく、1年で偏差値が大幅に向上しました。受講して気がついたのですが、知識が単元毎に独立してしまって、融合問題がさっぱり解けていませんでした。しかし個別の対話で自分の知識がどんどん整理され、単元横断的に知識がまとまっていきました。
手も足も出なかった過去問が、直前には一人で解けるように。併願校はほぼ満点!
かなり長いリード文の中に、多くの分野が組み合わさっている問題が課される大学や、記述問題が出題される大学を多く志望していたため、断片的な知識では解くことができませんでした。先生の指導によって、ある分野を学習している時に他分野まで関連付け、ひとつひとつの分野をつなげて学習することで、過去問を解き始めた時は手も足も出なかった問題を受験直前には自分一人で解くことができるようになりました。こうした指導で併願校も満点近く得点できるようになりました。
大手予備校では受講者全員が理解できるようにするため、授業レベルを下げなければならず、自身の志望校とはミスマッチであったために思うように伸びませんでしたが、長先生から自分に適したレベルで授業していただいたことで、学力向上ができたと思います。
記述問題も同様で、どの知識を組み合わせるかが見抜けるよう分析して要素を捉えてまとめられる訓練を授業で行うことで、だんだん解ける問題も増えていきました。
系統の授業のどの藻類がどのクロロフィルを持っていて、何色なのか
日に当たって光合成できるか否かと海の深度を関連付けて藻類が持っているクロロフィルが異なることは理解しやすかった
長くて難しいリード文の慶應であっても、訓練で解けるようになった!
とても長く一見難しいリード文。実際の試験では、問題用紙の見開き1ページが埋まっていることがほとんどです。限られた試験時間のなかでこれほどの文量があると、対策をしていなければ、かなり焦ってしまいます。
上記の問題だと、概日リズムの話に始まり、読み進めていくとtim遺伝子やCYCタンパク質など普段あまり目にしない用語が含まれています。そして、話はタンパク質の話から転写調節領域や酵素活性の話に移ります。そしてその中でも光周性や細胞接着、最後には人体の免疫やホルモンの内容が書かれています。つまり、一つのリード文の中において、植物の環境応答、植物ホルモン、転写翻訳、転写調節、タンパク質、細胞接着、人体の免疫、ホルモンの8つの分野が含まれていることになります。頭が混乱しそうですが、これらすべての分野に共通していることは、生命が生きるために必要な中枢を担っているということです。植物ホルモンや人体内のホルモンにはタンパク質が関与しています。そして、そのタンパク質には植物のように光が関与して働くものや、人体のように恒常性を保つために脳から指令を出すものなど様々ありますが、タンパク質生成には、転写翻訳が必要です。さらに細かく見て行くと、転写するためには転写調節機能が必要になってきます。このように考えると、リード文で述べられている分野につながりが見えてくると思います。
手元に10年分ほどの過去問があったため、予定を立てながら取り組んでいました。問題を解いた後の解き直しでは、先生の授業の前に用語集と資料集を用いて、曖昧な単語や紛らわしい単語をくまなく調べていました。調べていく中で、説明文の中で使われているが、知識が曖昧な単語も加えて調べることで、知識の拡充に加えて関連付けてイメージできるようになっていきました。用語集を使いこんでから解説を確認し、それでも分からない箇所を長先生に解説していただいていました。解説を聞いていても理解に時間がかかってしまったり、次の週の授業で同じ箇所を質問することもありましたが、問題を本当に理解した後にまた用語集を確認すると、知識がより定着したように思えます。
一般的な問題集は分野別になっているため、様々な分野が合わさっている問題で演習する機会は少ないですが、先生に他大学医学部の類題や発展的な内容の問題をいただいて演習を積み重ねることで、リード文のなかの関連性を見抜くことができるようになりました。
闇雲に解くことを防ぐ。プロの目線から問題の取捨選択が効果的な学習に繋がった
先生からいただいていた問題は、私の持っていない難易度の問題集だったり、問題集を一冊完成する必要はないが、解いておいたほうがいい問題、日頃から私を見ていて先生が必要だと感じた問題や、志望大学で頻繁に出題される分野の問題を抜粋していただいていました。闇雲に解くだけでなく、私に合わせた問題を選んでいただいていました。
問題の解説は答えを出すために必要なプロセスが省略されていることがあるため、理解に苦しんでしまうところや、上手に知識をつなげることができない時がありました。そのため、一緒にリード文の読み合わせをしながら知識の確認や、作問者の意図を先生と一緒に考えるようにしていました。リード文の理解を深めた後では問題の理解度が変わっていたことを今でも覚えています。先生が問題を解く上で目を向けている箇所、思い起こしている知識を私も見させてもらっているようでした。そうすることで、少しずつ難易度の高い問題にも慣れて自分で解ける力をつけていきました。
このような問題以外にも、化学の構造式など生物選択にとっては難しい図や用語が含まれている問題などがあり、混乱しそうになりますが、問題文を読み進めていくと生物の知識だけで解くことができると気付くことができるようになります。
[指導のエピソード]
図、グラフの問題で、何を聞かれているのかがよくわからないために問題に取り組めない場合、
関連する分野の知識をヒントとして提示して進めました。一見、難解そうに見えても、分析すれば要素の組み合わせに過ぎないということを実感してもらえるようにそれぞれの要素を分解して説明しました。
生物特有の難解な条件設定。一緒に解くことで、プロの視点で解法のプロセスが身についた
情報量と条件が多く、マス目が多いため頭を柔軟にしなければ解くことができません。上記の問題は動物の分化の話なので、聞かれている分野は一つですが、外胚葉や内胚葉などが最終的に何に分化するか、誘導遺伝子の働きはいつ起こるのか、そしてこの表の役割を理解し、頭の中で平面図を立体図として見る必要があります。
与えられている8つの条件がありますが、1から3は単独の条件、1から3の条件を組み合わせると4から8の条件が成り立つことが分かると思います。そして、1から3の条件を図の組織記号と組み合わせて理解するためには、上記で述べた通り、外胚葉や中胚葉、内胚葉が最終的にどの部位(脊索や筋肉など)に分化しているかという知識があれば解くことができます。
これらを解くために、一つ一つの知識をヒントをもらいながら整理し、実際に先生にも問題に目を通していただき、先生の視点で一緒に解いていただくことで、解法のプロセスを身につけました。
着眼点を知り、どの知識と関連づけるのかを先生に倣うことによって、考え方を一段上にあげることができました。頭の固い私にとって、与えられた条件を理解しやすくするために細かくメモを作ることは必要不可欠でしたが、作問者の意図に気付き、知識を組み合わせて解くことができるようになりました。
一見してどの単元が関わっているのかわからない融合問題について、糸口を探し、試行錯誤して解かなければいけませんが、常に用語集を用いて勉強をすることで、難しい問題を解いている時に用語集で学んだ知識を思い出しながら解き進めることができるようになっていきました。そして演習量を重ねつつ、長先生に私が解いた問題の解法を聞いてもらい、問題をより理解するために必要な視点を補ってもらうことで、自力で解いたときにはなかった視点から問題を考えるようにしていました。
週次の口頭テスト、記述問題、過去問演習、繰り返される知識の確認で深い理解に
前の週の授業で習ったことを翌週の授業で復習してもらい、教科書を見ないで答えることで受験に通用する知識の基盤を築くことができました。また記述問題で習ってから時間が立った時に積極的に聞いていただくことで忘れている箇所や曖昧な箇所を見つけて効率的に復習しました。
また、様々な分野が横断して問われている慶應義塾大学の問題や、記述問題を添削してもらっている時に聞かれることで、他分野と知識が関連化されてより理解することができ、明確なイメージを持つことにつながりました。
知識だけでなく、プロセスまで深く理解することが重要
私が理解しにくいところを日常生活でイメージできるように想像できるように噛み砕いて説明をしていただいたおかげで、知識だけでなく、プロセスまで深く理解することができました。
現役生のときは演習量が不足していたことを自覚していたため、苦手な分野の演習問題や、志望大学で良く出題される分野の問題をいただいたり、私が持っていない問題集で繰り返し演習することができ、入試問題で対応できるレベルにまで学習できました。
私の将来の目標に合わせた併願校を提案していただくことができた。
時には厳しいことを言ってもらうことで、気を引き締め続けることができた。
悩んでいるときに相談に乗ってもらうことで、諦めずに最後まで受験することができた。
勉強以外の面でもたくさんのサポートをしていただき、自信を持って試験に行くことができた。
知識問題は解けるのに、考察問題を解くことができない苦しみを乗り越えた
私は共通テスト模試よりも記述模試の方が得点率や偏差値が高く、共通テスト形式の問題に慣れるまでにかなりの時間がかかりました。共通テスト形式の問題を解く中で、知識問題は解けるのに、考察問題を解くことができない。でも記述模試の実験考察問題や、論理説明の問題は得点できる。そんな状態でした。先生から勧められた参考書を春頃から始め、共通テスト本番までに4周ほど繰り返し勉強をし、パック問題集を出版しているすべての予備校の予想問題を解きました。日頃から共通テスト対策をしているにも関わらず、最後の模試まで伸び悩んでいたため、かなり辛かったです。最終的に冬期講習で難易度の高い問題を先生と解いた後、急激に得点が伸びました。その時に先生の解説を聞いて気付いたことは、「聞かれていること、求められていることはそんなに複雑ではない。私大のように深追いせずに素直に考える。答えは問題文や説明文に書いてある」ということでした。これに加えて一年間の演習量が実った瞬間だと思います。
知識はあるのに書けない…生物だけではない、国語力が求められる2次の論述問題
受験大学では、論述が課されている大学がいくつかあったため、過去問や問題集を解くたびに先生に添削をお願いしていました。自分では書けたと思っていた問題でも、実際に添削してもらうと、足りない部分があったり、説明不足があったりと満点回答とは言えない時が多くありました。
求められている字数を埋めようとして文章が回りくどくなり、言い方を変えて同じ説明を繰り返ししてしまう時が多くありました。そして字数は埋められていても、説明すべき要素が不十分な時があり、点数につながらないという状況でした。
その中でも、「どこをどう直すと、これだけの加点がもらえる」「ここを直すと文がすっきりとする」「この用語が足りない」「この文だと大体10点中6点」など詳しく添削、アドバイスをいただいていました。
実際に自分が持つ知識を文にすることは難しい。知識はあるのに書けない。記述対策を始めた時に私が感じていたことでした。そんな中で先生には、添削だけでなく知識の確認や知識の関連性まで教えていただいていました。個別指導だからこそ、ここまで丁寧に見ていただけたと思います。
(解答例)「植生の遷移の説明」
草本から遷移が進み変化していくに伴って、植物の種子は大きくなり、趣旨の散布性は小さくなることで、生息域の広がりはあまり求めなくなる。また、遷移が進むと土壌中の水分量が増えて乾燥への耐性は小さくなり光を遮られやすくなって耐陰性を持つようになる。
(添削)
・「草本から」→「遷移初期の草本から」
・「光が遮られやすくなって耐陰性をもつ」のは誤り。「耐陰性のある種子を持つ陰 樹に変化する」のが正しい。